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2024/11/23 00:00 |
伊勢神宮と神々の美術展

えー、伊勢神宮では20年に一回お社を造りなおして移動します。今年それが62回目ということで、記念の展示なのですね。
お伊勢さん、と親しまれる神宮は天照大神をまつっています。天皇の代わりに、皇族の姫君が斎宮としておつとめしていたという神宮です。例えば源氏物語でも六条御息所の娘さん、後の秋好中宮が斎宮として向かっていましたね。
伊勢神宮はずっと、天皇しか詣でることができない神域でしたが、後世大分開放的になって、江戸時代には一生に一度でも伊勢にいきたい、と歌われ、お伊勢参りが流行しました。
この20年の一度の遷宮は、持統天皇の時代から。つまり聖徳太子の時代からです。さらりと2000年の歴史をもつこの伊勢神宮。ちなみに戦国時代にはこの遷宮、一旦途絶えていました。信長の寄進とかも途中あります。江戸時代に再開したようですね。
私は数年前一度は行きたい伊勢神宮、と回りながら参りました。地元の方に色々教わったり、毎日出立するらしい馬を見たり。遷宮、ちなみに隣です。20年ごとに隣に移されるわけですね。

さてさて展示です。最古の古事記写本から進行です。おくり仮名がないよ!(あたりまえ 進んでいくと、段々赤字の注釈がついてきました……写本してる人と違う筆跡なので、これ、解読した人じゃないだろうか……。
お経を納めた筒や、あと、織り機のミニチュアも結構ありました。
神仏混合で、仏像のよーな神像のよーな。しかし、改めて見ますと、あまり神像、ってイメージわきませんね。神木を前に、神様が宿られています、といわれた方がなるほどと思うような気がします。
次に伊勢神宮に奉じられていた神宝の数々。もうボロボロです。神宝の図録もあって、なるほど図録は人が見るので見やすい字です。なるほどお経は人は読まないので達筆に過ぎます。
刀も衣もみんなボロボロですが・・・→

そして伊勢神宮は、遷宮を繰り返すお社です。そうです。
全て、新しく作り直されるわけです!!!
おおおおおお・・・・。
これは感動します。豪奢にもほどがある。
10の鈴をつけ、水晶と瑪瑙とほかほか、に飾られまくる飾り太刀、木工の技術の粋たるくしのはこにはいった枕や靴や櫛や真珠。
奉納用弓ー、矢ー、盾ー、鞍ー、馬の像ー。
ぴかぴかです。見事に磨き上げられています。というか顔が映ります。
貴人の顔を隠すのに使う丸い扇のようなものや、長傘など……。琴の弦の先が縄編みだったり。
まったく素晴らしい。これは確かに、20年リニューアルの威光が輝いています。昔のまま古いまま、ではなく、技術を残すことや、当時の色鮮やかさを後世に残す上でも、リニューアル素晴らしいです。費用は・・・・かかるがな!

そして併設の染付展も見に行きました。白地にコバルトの青が映えます。最後のコレクションが面白い作品ばかり集めてました。あと単純に好みの問題なのか、伊万里が好きです。でも、中国の初期の作品って、アレ絶対青出せるようになったから、とりあえず作りまくってみました、的な気配が見える。後期の作品には、青いだけじゃ売れなくなりました、の気配が見える。

そして、常設の特集、武士の生活も見に行きました!ハマリもの!
陣羽織とか絵とか・・・・そして、書。
普通に謙信公の北条にあてた手紙、とかあってびびる。
なるほど謙信公、字が上手いです。美しいです。これは甥っ子に手習いのいろはを作ってあげられます。
さて直江兼続の書簡もありました。うん。
手本には、ちょっとできそうにありません(オブラート)
景勝は、義父にもらったいろは手習いを兼続にも見せてあげたほうがよかったんじゃないでしょうか。

帰りにはこれからの予定のチラシをもらって帰りました。皇室の宝はいまから楽しみです。等伯も面白そうだなー。
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2009/07/19 21:20 | Comments(0) | TrackBack() | 文化探索
横山大観みにいきました
横山大観の邸は、現在横山大観の絵とかが展示してあるのですが、いってまいりましたー。
上野、不忍池を横目で見つつ歩いていくと……ありました、急に古い建物。ではちょっとごめんなすって、と門をくぐり……というか、しっかり日本庭園だなオイ。
観覧料は500円です。入場です。
畳ですので靴を脱いで入ります。
周回できるようなつくりになっていて、中央には中庭が。これは明り取り的な庭にちがいありません。燈篭もあります。夜になったら、あそこに灯りをいれるのね……。
飾ってある絵を見つつ、大観ってこういう人だったのかー、とおもいながら進軍。お茶室のかけじくがやけにいいことを言ってます。
展示品は、大観のものや、大観がもらった友人からのものなどでした。特に二階には大観の米寿を祝って干支の龍にちなんだ絵や書をみんなで贈りあっていました。これはつまり今で言う寄せ書きです。随分豪華な寄せ書きだなオイ、と思いました。友情を感じて素晴らしい。
大観のことばを思わず買ってしまった。

帰りはしのばずいけを通っていきました。蓮が咲きかけ。

2009/07/19 20:19 | Comments(0) | TrackBack() | 文化探索
世界遺産の旅2009年5月30日
へいふー!朝食はバイキング。
朝は錦帯橋へ。日本三名橋、釘を使わない木作りいつつのアーチが特徴。
ちょ、こけそう。こけそう!なんて急な橋。微妙に階段になってる橋。
橋を通って白蛇さんの博物館?へ。
すごいぞ白いぞ。ほんとに白いぞ。ちなみに白蛇の子供は白蛇とは限らないそうです。

そして厳島神社へ。まずはフェリーで宮島に移動です。だんだんと近づいてくる赤い鳥居に歓声があがります。瀬戸内海綺麗だなー。
島は鹿の楽園。まったりのんびり鹿がくつろいでいます。お札食べるから気をつけろ。長生きな鹿の中にはすっかり写真のモデルも務められるそうで、集合写真にポーズをとって写る鹿。
そして参拝です。潮は引いていますが、しゅるしゅると水かさが・・・潮の流れ早いなオイ。
厳島神社は、その参拝ルートの足元、木も世界遺産だそうで、昔は靴を脱いでスリッパで参拝だったそうです。今では板を二重にして踏まないように。
板の間には隙間があって、水が素通りするようになってます。
そして、地面に柱がささってない、乗ってる、というのは事前に聞きましたが・・・・ああー、なるほど!
ほんとに乗ってます。水かさがさらに増すと、ぷかっと浮かぶようになってます。
丁度結婚式もしてました。綿ぼうし!
そして舞台。国宝。
お金を払うとここで奉納舞が踊れるそうです。
なんだか、はるとき3で神子がこんなとこで踊ってたような気がする。
そして、途中毛利元就がつくった能舞台も。赤く塗ってないのは、後世につくりましたよ、っていうことらしいです。たまにここで能舞台が開かれるそうです。その時は手前に席を設置するとか。
途中、秀吉の作成途中のなんとかとか。五重塔もそうだったかな。
宮島の名物は紅葉饅頭としゃもじ。

そして世界遺産の旅の最後は原爆ドーム。このために選択したツアーといって過言ではありません。日本人として一度はみておきませんと。
原爆ドームはほぼ真上で原爆が爆発したため、当時珍しい鉄骨作りのため、など諸所の理由あって、丸い部分が残ったものです。当初は見ると辛くなるから早く壊してしまおう、という話だったのですが、時間が経つにつれて、あの建物だけが原爆の記憶になるのだろう、という言葉から残していこう、ということになったとか。
平和の鐘をつきます。この鐘、つかれるところにアトミックマークがあります。この鐘をつくということは、世界から核爆弾がなくなりますように、という祈りなんですね。
国中から寄せられた千羽鶴に囲まれて、原爆の子の像。鶴を千羽折ると治ると言われて折り続けながら原爆症で亡くなられた女の子の死をきっかけに子供たちの募金によってつくられた像です。像を見上げている時、外国の方の一行と合流して、どんな反応しているのかちょっと気になりました。
平和記念公園の中には、原爆の犠牲となった朝鮮の方の慰霊碑なども。犠牲となった人の中にはアメリカ人捕虜とかもいたそうで、爆弾は犠牲者を選ぶことはない、ということですね。
原爆ドーム、平和の灯、慰霊碑、平和の門などは一直線に並んでいます。建築家さんの意図だとか。
慰霊碑は石棺の中に原爆症でなくなった方の名前が綴られていきます。
祈念館の中では、大戦の様子や、過程、原爆による被害の様子などの記録が保存されていました。
中でも印象的だったのは、世界で核実験が行われるたびに広島市長が送る抗議の電文。
…文章が皆違う…。
柱にびっしりと並ぶ電文でした。
それと、祈念館を見た後は、あなたの感じたことをノートに、というところがあるのですが、世界の要人のものは展示されています。カーター元大統領とか、マザーテレサとかパウロ二世といった平和の貢献者は勿論ですが、エリツィンさんとかもいます。どこの大統領だったか…。自身も被爆者である、と記してあったものも印象的でした。ここに訪れた者が誰もがこの悲劇を繰り返してはならないと思う、と記されていたのには、ならば世界中の人々が、皆訪れるべきだと思いました。

広島空港に移動する間、窓越しの広島城を一生懸命パシャリ。撮れてない。

2009/06/12 23:11 | Comments(0) | TrackBack() | 文化探索
世界遺産2009年5月29日
さーて、朝食に舌鼓を打ちつつ二日目です。
まずは移動中、平成生まれの天守閣に立ち寄ります。
え?どこだそこはって?
お菓子のお城、ことぶきじょう~(ぱっぱらぱっぱー)
なんかの城跡に、お土産屋さんがあるってことですよ!

では出雲大社(島根)に移動です。ここは大国主命。だいこくさま、でいいのかな。11月には神有月となる島根、出雲からお送りします。一週間神様が休むための東西の休息所があったり、日本一の大きさの注連縄があったりします。
あと、じゃりをネットにして、歩き易くしてあるのは出雲大社だけらしいです。
日本一の国旗もみました。なんとか風にそよいでいるところを撮れた。
今は本殿工事中なので、お借殿になってます。その分さらに儀式をやるところがシフトしており、元々用が終ったら壊す予定だったらしいのですが、残して休息所に使うとか。景気か?
大国主命がくしみたまから国譲り、とか、稲葉の白兎の像もみた。
そして石見銀山へ。

自転車タクシーが出てます石見銀山。てっててー、と登っていきます。
やけに猫が多い。石見銀山は日本で唯一の産業遺産、だったとおもった。
自然を残した銀山作りが評価されたらしいよ。
銀山に突入。ところどころに進入禁止の穴があるんですが、これ昔は人が通ったのか、とおもうとぞっとします。
無事に抜けて、大久保石見守のお墓とかも見ました。伊達めぐりで大久保も知ってます。うおおおお。銀山金山の父¥・・・!(別に父じゃない)
横にある、五百羅漢もみました。
岩場に鉱山で亡くなった方とかを弔ったお地蔵さんがずらり。丁度秘仏公開もしてましたのでそちらも。

この日は翌日のため広島まで移動して夕食。広島焼き食べに行きました。美味しかった。

2009/06/12 11:27 | Comments(0) | TrackBack() | 文化探索
世界遺産2009年5月28日
概ね中国地方の世界遺産の旅やっふう!
写真をアップしようと思ったら重くて無理です、って弾かれました。まじでか。
えー、当時豚インフルの話題で兵庫は特にやめとけという頃合です。はい。
姫路城にいってきました(兵庫)
だってツアー取ったとき、そんなことなかったんだもの!
しかも飛行機です。マスクマースク。

到着・神戸空港。
一路姫路城。まずはそうめん御前をいただきます。姫路城を眺めながらの昼食です。殿様バスとか激写です。
えー、姫路城は池田の頃に天守閣とかできたそうで。池田の家紋の揚羽蝶が瓦の丸いところに刻まれています。優雅な家紋だなオイ。
しかし白い壁が美しい!姫路城!
大手門を通り、ざくざく天守閣を目指して登頂。敵が攻めにくいように、とさまざまな取り組みがなされています。でもこの姫路城、不戦城とも呼ばれて敵と戦ったことないので使われてないそうです。
ここが千姫も登った階段ですヨー、とか、ここあたりに千姫の住んでたところがあるんですよー、とか言われて進みます。天守閣は攻められた時に立て篭もる用なので、普段は母屋的なところに住むんだ。
弓や火縄銃で撃つためのさまとか見ます。まるさんかくしかく。
石段とかは、登りにくいように高さをランダムにしたり、草を編んで敷き詰めることで滑りやすいようにしてたそうです。住みにくそうだな!
天主の角には石落し、楼閣は落とし易いよう丸太だけで支えていたり、柱に切れ込みがいれてあったり、もしもの時はこれを落とすそうな・・・。
いろはにほへと、ちりぬるを・・・と門をくぐっていきます。ずっと登るかと思いきや途中で下がるのは、敵にあれっ、逆にきちゃったかな、と思わせるためらしいです。
天守閣に進軍!靴を脱いで進みます。大補修したとき、長い木がなくて、あいだを接いでる柱とか、武蔵がこもって修行してただろうな部屋とか。
城下はいい光景ですね。
そしてお菊さんの井戸を発見。お菊さんってここだったのか・・・。
扇の城壁とかも激写。

姫路城に別れを告げ、三朝温泉(鳥取)へ。
夕食に舌鼓を打ち、温泉でまったりし、そして温泉街をゆらゆらして、温泉飲むよもやって・・・・・・。

母、たおるる。

エエエー!まさかの緊急事態!
添乗員さんを呼び、洗面器を置き、浴衣の代えとか用意してもらってすみませんお布団もかえといてください!と貴重品まとめて夜間を病院へ。
病院にいけるくらい落ち着いたころは、大分落ち着いていたわけなんですが。
温泉飲んだのが悪かったのか!おなかにきたのかー!?
夜間緊急ということで、質に五千円預けていきます。
結局、帰宅後にも容態は微妙で、検査とかも受けたのですが。
特別な異常はなかったのですけども。

とりあえず、明日は朝食おかゆでお願いします・・・と伝言しつつ寝ます。ぐう・・・。
・・・・・母が、私の分の代えの浴衣も着込んだので、私の浴衣はそのままなのでした。うーむ。まあ、一応汚れないよう気をつけたから大丈夫かな・・・。

2009/06/08 09:44 | Comments(0) | TrackBack() | 文化探索
独眼竜政宗9話―10話
じわじわ見てるよ。
そろそろこのままレンタルで進むべきか大人買いするか悩んでる.

2009/06/06 12:01 | Comments(0) | TrackBack() | 文化探索
伊達政宗と片倉小十郎の旅3

ブレイブ10の政宗殿が妖艶(笑)でした。


2009/06/06 02:03 | Comments(0) | TrackBack() | 文化探索
台湾旅行2005年12月29日
この日の写真が、閲兵式みたいなやつから始まってるんですが、ここはどこだ・・・。孫文。孫文ぽい。

そして関羽廟にいきました。昨日親切なおにいさんに教わったおまいり方法を簡単に教わりました。
割り木をからんって落として逆に転がると縁がある。でた。とくになかったけども。

そしてツアーでお茶の美味しい煎れ方を教わる。日本語ペラペラ。
ここのお店で10年もののプーアル茶をお土産に買いました。家にだよ。
プーアル茶は寝かせれば寝かせるほど美味しくなるらしいぞ。
確かこの日、飲茶をいただきました。おいしかったなあ。
あと、夜には露店とかにいきました。
露店は露店でした。金額相当でした。

2009/06/02 20:12 | Comments(0) | TrackBack() | 文化探索

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