筆と生きる

ブレイブ１０の政宗殿が妖艶（笑）でした。

・伊達政宗の大長征
秀吉と対決を選ぶ政宗のファンタジー。あまりに政宗が勝利しすぎる。ちょ、おま、さっきまで奥州まとめるのに苦労してたじゃん！といういやそれ無理流石に無理、というつっこみをいれたい作品。しかし、バサラで天下統一とか、こんなノリなんだろうな、というのを感じる。

・独眼竜の涙
政宗の死に間際を描いた短編。戦国を知らない若い大名からの視点が新鮮。なかなかいい。

・政宗の娘
いろは姫が主人公。いろはと忠輝の夫婦が、すごく舅の政宗頼ってるのがウケる。これまた新鮮。政宗殿が、父上がいらっしゃるから大丈夫！という根拠のない認識が若くていい。
あと家康と政宗がツーカー。しかし、実際２代３代とのつきあいをみると、家康は政宗を警戒し牽制しあしらいつつも、気があうところというか、根っこが似ているんじゃないかとも思う。

・戦う政宗
政宗の生涯を描いた小説。色々諸エピソードを差し挟んでいる。政宗が秀吉に飼い殺されてる頃、そんな政宗に失望して家臣がするするいなくなるあたりとか胸に来る。

・ブレイブ１０
バサラ無印の漫画を描いた人の、真田十勇士の漫画。十勇士ときたらどちらかだろう、という予想に違わず主役は霧隠才蔵。幸村がおじさんで大変年相応。そして顔をつっこんでくる政宗殿がまあ上の絵のような感じ。見て描いてない。お前ら本当に同い年かよ、という感じである。概ねバサラのような政宗。
そしてさいぞうはかっこいいやつだ。そして佐助がすごい若い。とりあえず外見が。
ヒロインは可愛いけどどこかうざいな！
ところで何故十勇士を集めているのかまでは読まなかったのでわからない有様。真田十勇士は他で読み中。