筆と生きる

スカイ・クロラ見に行きました。
なるほどこれが押井・・・。ＣＭが面白そうだったので気になっていたのですが、なるほど。
えー、ストーリーとしては・・・まず世界から？

新薬開発の過程で偶然発生した生命キルドレ。
彼らは大人にならない子ども。戦死しないかぎり永遠に生き続ける。
ただし、それさえ真実ではない。
死んでも、彼らは再び戻ってくる。
以前の経験とノウハウだけを抱えて、同じ道を辿るために・・・。

みたいな感じでした。戦闘機パイロットは皆キルドレ。
ヒロインも昔そうだったのですが、「生き残った」彼女は続く生を歩み続ける。
そして再び、「彼」と彼女は出会う……。

みたいな感じでした。
ゼロ戦的な縦横無尽にぐるぐる飛びまくる飛行機が凄かったです。
「ティーチャー」という無敗の敵が、キルドレではなく「大人」の「男」というのもよかったですね。
驚いたのは、このティーチャーと戦って、最後は・・・。
雰囲気は確かにこのラストを待ち構えているんですが、ああ、そうなのかあ、という感じも。

途中ラブシーンがラブシーンではなく、銃を撃とうとする手と、撃つのを止めようとする手の動きが、なんだかよほど愛を感じさせました。