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2024/05/19 11:10 |
日本とリビアと

言うまでもなく日本は震災と原発で手一杯である。
国が一丸となって救援と復興、そして原発事故の収拾に力を注ぐ時だ。
そんな中、リビアに対しての空爆が採択された。
一人の命を救うために懸命になっている横で、爆弾が落とされるというのには納得のいかないところがある。

多国籍軍の名目は、反政府派が殺されるのを防ぐためである。つまり、見る方向が違えばリビアで行われていることも、命を助けることである。リビアがアメリカが抱える第三の戦争ならば、戦争というのは常にそういった矛盾をはらんでいる。
リビアの人たちにとっては、明日の自国の行き先を決めることだから、震災で大変な国があるから自重せよ、なんてことはいうことはできない。日本が復興に向けて全力を尽くすように、リビアも明日を勝ち取るべく全力を尽くしているのだ。

さてそれに介入する側だが、日本は賛成の意を表したという。国際社会においておおむねアメリカに追従するのがスタンスといっても、この日本の立場は、本音から賛成なのか、震災に手一杯だから最大支援を行っているアメリカに逆らうことはない、ということなのかはよくわからない。
中国とロシアは棄権。反対ではあるが、拒否権を行使するほどカダフィに肩入れはするつもりはないということだろうか。
中心となっているのは、イギリスとフランスらしい。彼らには石油権益への興味と、国際的立場の復権が思惑にある、とニュースでは言っていた。
実際、アフリカに対してこの二国が武力介入するというのは、エジプトのスエズを思い出す。
第三の戦争を抱え込むのに積極的ではないアメリカは、はたしてこの後どのように動くのだろうか。

だが、我々が一刻も早く行うべきは自国の救援である。
何より原発事故の収拾がつかない限りは、復興に手がつけられないのだから。

しかし、赤十字は100%募金になる、っていうから赤十字に振り込みで義援金したわけだが、某募金なところは50%どこかに消えるってホントなの?
フィッシングにも気を付けてね!ニセモノサイト詐欺ってことね!

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2011/03/26 19:25 | 時事

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