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2024/11/22 18:52 |
凶悪犯罪における狂気の有無
日本では夜だった。ネットニュースにノルウェーで爆破事件が起こったことが知らされていた。首相府だという。物騒だなあと思いつつ、翌日明けてみると銃乱射で80人以上の死傷者が出たという。流石に表情がひきつり、ノルウェー北欧のくせに怖いな、と思った。首相府が狙われたということは政治的な争いということだし。
事件当初はイスラム系だとかテロ集団との関わりはあるのかだとか調べている、という情報が出ていた。ふたを開けてみれば反イスラム思想のキリスト教右翼ということで、欧米におけるイスラムへの偏見が透けて見えるというものだ。

それから数日、被告の理想的国は日本や韓国だといわれて、その理由はイスラム系の移民が少ないからだという。おかしいものだ。白人だって少ないはずだ。日本に言ってしまえばキリスト教信者はたしか2%だと聞いたことがある。
どっちにしろこんな事件を起こした人に理想だなんていわれるのは迷惑だ。しかもそのあと精神鑑定は日本人に頼みたいとか言い出した。一神教徒の考えが我々に理解できるのだろうか。頼まれたら真面目にやるだろうけども。

被告の発言を聞いたわけではないからわからないけども、被告はただしく「確信犯」であるだろう、と家族と話した。そうすることが正しいと確信して犯行を行う者のことである。
この手の犯人は、実に理性的で計画的である。狂気に陥ってはいない。ただ、思い込みが激しい。んじゃないかと思う。
そして、それが最も一般人からは恐ろしいことである。
狂気に陥っていない。まったく理性的な人間、・・・・は、凶悪犯罪を起こすのである。それは、文明社会をぶいぶいと謳歌している横で、まったく普通の人間が同じように事件を起こすことがあり得るということで、自分だって、その一人だということだ。
それが恐ろしいので、犯人は狂気に陥っている、とはやし立てる。
狂気に陥っていたら、とりあえず日本の法律だと心神喪失で刑に問えなくなったり、心神耗弱で罪が軽減されたりするのに。正気じゃない人の行動に、罪を問うてもしかたないって意味で。
しかし社会的影響の視点で最高刑にはなるのだろうが、精神鑑定は理性的におこなれるべきだ。
100人いる中、99人が選ばない道を選ぶといって、それは狂気ではない。
きわめて計画的な犯行な以上、精神は正常であると判断するべきだ。

とかいろいろ言ってるけど、たいして調べているわけでもないから、専門家が理性的であることに期待しよう。
少なくても、裁判は迅速に行われるべきだ。犯人に悔悛を求めるのに時間が有効であっても、真実を解き明かすには真逆であり、時間は被告の心を摩耗させる。
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2011/08/10 17:35 | Comments(0) | TrackBack() | 時事

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