英国ヴィクトリア朝絵画の巨匠、ミレイ。
今回目玉作品は<オフィーリア>
ロンドン留学中の夏目漱石に感銘を与えたこの作品は、オフィーリアがゆるゆると沈んでいくシーンです。
8月30日-10月26日、Bunkamura ザ・ミュージアムで実施中!
ミレイは初めて見ましたが、とても写実的な画家さんです。写真もかくや、という絵を描こうとしていた、というのがわかるほどに写実的。
この人、画家としては珍しい「生存中に認められた」画家であります。11歳の時アカデミーに合格し、その作品の多くが前衛的な「今までにない作品」であったにも関わらず、愛する人と結婚し、多くの子宝に恵まれ、巨額の富と永世貴族の名誉をいただいて人生を終えました。
私は特に<安息の谷間>が好きでしたね。
ところでこのミレイさん、最愛の奥さんはなんと元、パトロンの奥さん。
略奪愛か・・・やるな。
そんな気になるこの画家であります。
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